Snoop Doggにプロデュースされて中国の歌手が世界進出。日本ではAKBとかEXILEってやってる間に抜かされてるという事実。 | アナーキーマーケティング

Snoop Doggにプロデュースされて中国の歌手が世界進出。日本ではAKBとかEXILEってやってる間に抜かされてるという事実。

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【私が中国に拠点をつくった理由】の続き。

 

 

【日本の評価を履き違えてる日本人】

 

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Snoop Doggにプロデュースされて中国の歌手が世界進出。

日本ではAKBとかEXILEってやってる間に抜かされてるという事実。

 

そんな中、私も中国に行ったり来たりしていたら、中国の市場を体感できるようになってくるじゃないですか。

夕飯みんなで食いながらテレビ見たりしてたら、

歌手のオーディション番組とか流行ってたんです。

これは台湾の歌手で昔から有名だとか、最近のロッカーだとかいろいろ教えてくれて。

アメリカン・アイドルの中国版とか、THE Voiceっていうこれもアメリカン・アイドルみたいなアメリカのオーディション番組なんですけど、この中国版とかがやっていて。

見ていると結構レベル高いんですよ。

すごいね!って喜んでたらネットの動画サイトを教えてくれて、ここにたくさんあるから良かったら見てくれと。

でとんでもない才能を見つけちゃったわけです。

吉克隽逸 というアーティスト。

これがTheVoiceっていう番組で出てきたときの動画です。

ジェイムス・ブラウンのI feel goodをいい感じにカバーしてる。

中国のビジネスパートナーの劉さんの車のなかで、このアーティストのCDのがかかっててて、

これなんだ?って、喰らいついたのが最初。

カバーアルバムで、レディガガのバッド・ロマンスをボサノバ風にアレンジしていたりなど、

かなりセンスを感じて反応しちゃいました。

翌年、アルバムが出て、その中に入っている楽曲

このアルバムもぶっ飛んだんです。

いっても、さっきのジェイムス・ブラウンなんて、ぜんぜん荒削りでしょう?

正直そんなもんかな、なんて思っていたんですが、もう完全に仕上がって来やがった笑

ちょっとこれには焦りますよね。

中国語って、英語みたいにメロディーにハマる言語なんだなと思いました。

そのままハリウッド持って行っても売れるでしょ、これ。

で、中国では人気出過ぎちゃって、なんとスヌープ・ドッグプロデュースで、英語名「Summer」でアメリカデビュー笑

なんと、アメリカで通用するって分かっちゃったのは、私だけでなかったみたいです笑

あのスヌープ・ドッグが手をかけちゃってました。

リアーナみたいになって全米デビュー。笑

中国では、音楽の世界戦略がちゃんと出来上がりつつあるわけです。

ご存知のように、日本から世界に出ていくような戦略をレーベルもレコード会社もまじめにやっていないので、

日本から世界に羽ばたけるミュージシャンなんか今後もでてこないでしょうね。

それに、日本のテレビなどのマスメディアが私たちを洗脳してるのよくわかりません?笑

大手代理店やら芸能事務所の一部の利得権益だけで、カルチャーの流行りが作られてるだけでしょ。

AKBとかEXILEとかジャニーズとかがマスメディア占領しちゃって、

くだらねぇの見させられてるうちに、おかしな基準を押し付けられて、それどころか洗脳されちゃって、

本当に良い物とかホンモノの才能とかを評価できなくなるくらい骨抜きにされちゃってるって分かりますかね?

聞き手もアホな耳しかもてないし、ミュージシャンも似たような曲しか作らず、カラオケ目指して大量消費。

日本の音楽が腐っちゃった、ホント。笑

逆に、そのせいでアニメとかが発展したかもしれないので、良し悪しはなんとも言えませんが、

世界を市場とする音楽は日本から出てこない仕組になってしまったのはよく分かると思います。

この事例で、日本との差が、感覚的にどのくらい超えられちゃってるのって分かりましたよね?

で、次。

アニメのイベントで一番大きいのがコミックマーケットですよね。

年2回開催されて、1回につき、50〜60万人くらいの来場者が来ます。

一昨年やった上海のアニメイベントって何人来たか知ってます?

123万人です。笑

アホみたいな数字ですよ、これ。

しかもですよ、上海と広州っていうところがアニメイベントよくやってるんですけど、

コミケみたいな同人即売会が広州が多いんですね。

1回のイベントで約30万人は集めています。

そんなのが数ヶ月に1回やってるんです。

そうすると、同人作家のクオリティもいかがなものか?と思うじゃないですか?

正直、独自の作風で人気を集めている作家なども出てきていますよ。

見ると分かりますが、絵のクオリティはびっくりするほど上手いです。

しかも、短編のアニメーション作って、それを中国のYouTubeみたいな動画サイトに投稿して人気が出てる作家もいます。

私見たんですけど、ジョークが中国すぎて、ちょっと意味不明だったんですが笑

でもその作家一人で、個人でフィギュア2,000体つくって売ったりとかしていましたよ。

実際に私は、その作家に会ったんですけど、まあ器用に商売してますよね笑

こういう日本のお家芸ですら、越えようと追手がやってきてるのに、日本の作家はのほほんと日本市場だけで勝負しているという。

気づかないと彼らに人気が取って代わられても不思議じゃないし、時間の問題ですね。

ここの乖離感もさっきのミュージシャンの感じに近いです。

ヤバさがイメージできますよね?

 

→次につづく

PS.
全4回の記事なので、続けて読んでいただきたい。
1.私が中国に拠点を作った理由

2.Snoop Doggにプロデュースされて中国の歌手が世界進出。日本ではAKBとかEXILEってやってる間に、、、