あの大企業がゲス男好きなベッキーを必要とした理由。Vol.1 – アナーキーマーケティング

あの大企業がゲス男好きなベッキーを必要とした理由。Vol.1

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FROM:マーケティングプロデューサー 加藤元康

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ベッキーと、ゲスの極み乙女。ボーカルの川谷絵音との不倫疑惑で、ベッキーがCMを降ろされているという。

私の大好きなベッキーが、なんと不倫疑惑である。

最近、劣化した感も否めないが、まだまだ私はベッキーが好きだ。

女は30超えてから色気が出るのである。

しかし、ゲスの極み乙女のニューアルバムのタイトルもフザケてるんじゃないかというくらい気が利いている。

ん?ニューアルバムのタイトルが「両成敗」??

まじか!

たしかに、こういうのは、両成敗である!!

いやあ、ニューアルバム絶対聞きたい。

これが仕込まれてたら、ものすごい戦略である。

じつに、セールス期待出来そうなタイミングだ。

しかし、両成敗なのに、ベッキーばかり出てきちゃってるのがなんとも、、、

そんなベッキーに、もっと良い女になるために是非このスキャンダルを乗り越えて欲しい。

そんな気持ちで書いていたら、7500文字を超えるコラムにしては超大作になってしまった。

なので、アジェンダ的なもの事前に、と思い登場人物だけお伝えしたい。笑

前半は、孫正義氏と、たけしさんと、DMM亀山氏が登場。

後半は、ローラ氏とミラ・ジョボビッチ氏と有吉弘行氏登場。

自分で読み返しても、年始一発目にして、気狂い沙汰の記事であるので、心して読んでいただきたい。

と、いいながらも、なんやかんや、ベッキーに、この記事を読んでもらえたら何よりである。

まあ、ベッキーには私のような擁護派も多く、その気持も分からないでもないが、広告主からみたら、契約不履行以外の何物でもない。

広告業界の鉄の掟!なんて、言われてもいるけれど、広告主であるクライアントの欲しいものが提供できないのだから、ビジネスとして成り立たないのだから仕方ないのだ。

そもそも、ベッキーのCM登用で、おそらく数千万払ってるのだが、なぜ一介のタレントにこれだけの価値を企業が見出すのだろうか。

企業はCMを作るために、なぜ今人気のタレントの力を借りるのか。

テレビは現在においても私たちの身近にあるものだ。

そして、企業にとってもCMはブランディングのための強力なツールだ。

ブランディングの目的は、「認知」である。

認知のために、タレントに数千万、制作費に数百万〜数千万、そして、テレビの枠に数千万円〜数億円かけるわけである。

テレビの前のタレントを見ながら、楽して儲けてんな、コノヤロウと、クダを撒いて安酒をあおったことがない人は少ないのではないか。

彼らがなにを目指して、芸を磨き、テレビのバラエティやドラマへの出演に命をかけているのか。

そして、クライアント企業が何をCMに出演するタレントから買っているのだろうか。

おそらくタレントでさえも、広告代理店の大多数の社員でさえも、ここまで意識していないだろう、CMの仕組みをマーケティングで分析したいと思う。

クライアントとなっている企業の立場でCMを考えてみよう。

企業の活動というのは、世の中にイノベーションを起こせるような画期的な商品やサービスを開発したり、

より我々の生活に利便性をもたらせてくれたりする商品やサービスを提供してくれることが目的である。

値段の高い安いはあるにせよ、買ったり使ってくれる人に満足してもらえるための商品サービスだ。

あきらかに満足してもらえる商品サービスができたとして、

そもそも、知られていない、というのは、ビジネスにおいて、圧倒的に不利な状況である。

多くのコストをかけて、命をかけて創りだした、そんなに良い商品サービスが、手元にあるのに、世間に知られてないのである。

きっと満足してもらえる人に届けようと、企業は営業マンを雇って、見込になりそうな相手に営業するのだが、

個人がエンドユーザーの商品サービスだったりしたら、手に負えない。

そこで、広告を使うのだ。

そのなかでも、ほとんどの日本人がターゲットになるような商品は、CMが最も効果的である。

だから、CMを打っている多くの企業は、BtoCの商品サービスを扱っている。

例えば、SoftBankは、携帯という日本国民のほとんどが買っている商品を扱っている。

ハウス食品だったら、カレーという日本人として嫌いな人がいないくらいのメジャーな食品を扱っている。

システムインテグレーターのオービックとか勘定奉行なんかは、BtoBの商品を扱っているが、こういう企業がCM出すのは稀じゃないだろうか。

それでも、システムインテグレーターのオービックと勘定奉行というニコイチで誰もが記憶できてるのがスゴイではないか!

新規で営業マンがテレアポしても、ああ、システムインテグレーターのオービックね!勘定奉行も同席するの?とか言われちゃってるんだろう。

実際の初めてのアポで、クロージングしかないくらい、余裕の商談に違いない。

まあ、どんな商品をもっているにせよ、CMは日本中に影響をもたらす。

(地方局はそのエリアで影響もってるが、いまはキー局をイメージしていただきたい)

少なくても、企業名か、商品名が、お年寄りから子供までの日本国民に認知されるのである。

マーケティングとして考えても、知られてないことは罪だ、くらい言い放っている海外の有名マーケッターがいるくらい、

認知はマーケティングにおいても重要なファクターなのだ。

マーケットの人数が、大きければ、大きいほど、CMは有効なメディアだし、一企業がここにリーチできないから、ここに年間数十億、数百億出す、という必要性が出てくる。

なぜ、企業は自社のリソースだけで、マーケットにリーチできないのか。

それは、企業が売り手だからである。

例えば、トヨタがTOYOTA TVとかやって放映しても、相当なカーキチくらいしか見ないのは、察しがつく。

トヨタは、マニア相手の商売ではないのだ。

田舎のじいさんばあさんから、商用車まで、とにかく車を使う人達に買ってもらいたいのだ。

実際車を使わない、子供にも知ってもらいたい。

時間が立てば、使う層になるから。

つまり、一億五千万人がマーケットなのだ。

売り手は、このマーケットにどうしたら認知してもらえるか必死で考えても、彼らは、安くていい車を作って、ディーラーを増やして、認知される他ないのである。

ディーラーがいくら増えても、ディーラーに行って試乗しないと、車の良さは分からない。

その手前にリーチする方法が、いくら大企業でも、社内に無いのである。

この悩みは、想像以上に大きい。

大企業の社長でさえもひっくり返ってもできない、日本国民一億五千万人へのリーチが、できる人がいるのだ。

それが、タレントなのだ。

たとえば、明石家さんま氏、ビートたけし氏、タモリ氏、お笑いBIG3の認知度を考えてみて欲しい。

限界集落で畑仕事やってるおばあちゃんにだって、認知されてるのは想像に難くない。

しかも、そのタレントの話をしても、親しまれてるから、まるで親戚のように、したり顔で話してくるに違いない。

タレントに付いている、そういうファン(別に本人がファンと自覚していなくても親しみを持てる場合、ここではファンとしよう)が、

どのくらいいるか、というのがタレントの価値なのだ。

だって、SoftBankの孫正義氏がいくらTwitterで、ハゲネタでボケても、ここまで広く親しまれてはいない。

大企業の社長でも、これができないから、タレントに価値があるのだ。

そして、そのタレントに付いているファン=潜在顧客リストを買う、という行為が、CM出演料、に他ならない。

だから、タレントはどんな悪態ついても、親しまれないとならないのだ。

ビートたけし氏が、フライデー襲撃しても、ここで愛人がうんたら、と言っても、

局からの意向で続けて欲しいと言われるのは、親しみを超えた人気がある状態だったからである。

たけしさんだから、しょうがないね、さすがだね、と、世間に言わせるために、ビートたけし氏は、必死にお笑いを極めたのだろう。

その人気がある、親しまれているということを数値化したのが、「視聴率」である。

まあ、これも昔からの手法で現在ではどこまで正しいか、なんて言われているが、とにかく指標がなければ話にならない。

視聴率が高いということは、それだけ認知されていて、かつ、親しまれていないと、高視聴率はでてこない。

番組の企画云々の前に、タレントで視聴率は大きく左右される。

タレントにファンが付くからである。

番組にファンが付くことはまず無い。

企業にとっては、喉から手が出るほどの、潜在顧客リストを彼は抱えているのだ。

たけしさんの場合、それだけでは自分の価値が続かないと気付き、本を書き、役者をやり、自分で映画を作るのだ。

自分が出来る限りのコンテンツを命がけで作る。

宮﨑駿のジブリみたいな世界でなくてもいいのだ。

ビートたけし氏の目的は、日本国民すべての潜在顧客リストを手に入れることである。

そして、その手段が、ビートたけし、北野武のコンテンツ化だからである。

その見返りが、日本でもトップクラスと言われている、CM出演料なのだ。

DMMの亀山氏は、こんなことできやしないから、たけしさんを起用するのだ。

実際、DMMはエロビデオの企業なんてことよりも、今ではIT企業として認知されたではないか。

この投資の見返りは、ものすごい費用対効果をもたらしたのではないだろうか。

亀山氏自身もなにかの記事で、ウチをエロだって分かってなくて面接にくるみたいなことをおっしゃっていたし、

レンタルビデオ屋上がりの社員くらいしかいなかったのに、高学歴の社員が来てくれるようになったともおっしゃっていた。

亀山氏は、亀チョクという新規事業の提案を内外から募っているくらい、新規事業のネタを探されているだろうから、このブランディングは大成功ではないだろうか。

きっと、ビジネス上でもいい話がどんどん舞い込んできているはずである。

短期間で、一気に日本中に認知させて、ブランディングしていく。

これが、CMの正しい使い方であり、タレント選定の方法である。

たけしさんが出てるCM見たほとんどの人は、ポカーンだっただろうけど。

まあ、たけしさんじゃなくても、良かったのかもしれないけど、たけしさんを起用したことで、亀山氏のビジョンに私は驚きを隠せなかった。

エロなのに、そう来るか、マジか!と感銘を受けたのだ。

DMM亀山氏の采配、半端ないっす。

あの大企業がゲス男好きなベッキーを必要とした理由。Vol.2に続く、、、

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