今日もいつもの通り、夢と希望を与えずに、のび太をボコボコにしたいと思います。w
さて、今回は、SEOとリスティング広告について、ちょっとウンチクを。
先日の記事がわりと評判良かったので、その続き。
WEBマーケティングの基本的な”正しい”考え方をお伝えします。
SEOとリスティング広告って何が違うの?
いきなり答えから。笑
リスティング広告出稿は、プロモーション(販売広告)としてやるべき施策。
サイトやブログの閲覧数を上げていく手法で用いてはならない、ということだ。
だから、必ず、コンバージョンのポイントを設定するということだ。
コンバージョン=成約
10万円の広告を出して、資料請求が10件きたとか、
5万円の広告を出して、問合せが100件きたとか、
このようなカウントできる成約のポイントをつくった販売広告でなければ全く意味がない。
ただ闇雲に、あなたのサイトにアクセスを流して、無駄にPVを上げるようなリスティング広告施策はオススメできない。
ここは、SEOで対応したほうがコストが安く済むからだ。
もし、あなたが今、リスティング広告であなたのサイトを上位表示しているのであれば、今すぐやめるべきである。
それをやるのであれば、必ずプロモーション(販売広告)のページを作ってコンバージョン(成約のポイント)を設定してほしいのだ。
あくまでも、プロモーションありきで、リスティング広告を使わないと、本当にもったいないのだ。
本当に、無駄金! 広告費の垂れ流し!!
ちなみに、私は、サイトのPVを上げるために、リスティング広告を使って、瞬時に数百万溶かしたことがあるぞ!笑
使い方を間違えると、マジで怖いのだ。
SEOは、サイト全体のPVを上げるための施策。
だって、誰かに見てもらいたいからサイトやってるわけだから、とりあえず閲覧数を上げないと意味がない。
誰彼構わず見てもらっても仕方ないから、「キーワード」を意識してセグメントをかけるわけだ。
そういった方法でサイトの閲覧数を上げる方法がSEOなのだ。
リスティング広告は、あなたの商品やサービスをインターネットで広告宣伝するための施策。
あなたの商品をあなたは売り込みに行きたいわけで、それをインターネットでやる方法がリスティング広告だ。
これをPV上げる施策としてやちゃうと、私のような痛い現実が待っている。笑
むしろ、PVが小さくても、コンバージョンがたくさんあるプロモーションが望ましいのだ。
低いコストで、多くの問合せや資料請求、見込客のアドレスなどが手に入ってる証拠だからだ。
こういうプロモーションは、一気に広告費をかけていっても、成果が正比例して出てくる。
例えば、5万円/月で10件の見込客からの問い合わせがあったとした場合、
このプロモーションの広告費を20万円/月にした場合、40件の問い合わせが入ってくるってことだ。
つまり、このプロモーションを手に入れたら、アホな若い営業マンとか販売員を雇ってられなくなるわけだ。
だって、商品を売るための、売れる切り口があるってことだから、それを拡散していけばいいだけだから。
この”切り口”を構成しているのが、コピーライティングの考え方なのだ。
コピーライティングなんて文章術じゃないんだよ。
コピーライティングは、マーケティングの考え方そのもの。
もっと言うのであれば、人がその商品を欲しくなる心理をかきたてて、購入までの背中を押してあげる思考回路の手順なのだ。
決して、デザインやボタンの位置、色、エントリーフォームの最適化とかじゃないのだ。
そんなもので、人は欲しくならないから。
だって、多少の入力の手間なんか乗り越えてくるからね、そのお客さんがほんとに欲しい商品だったら。笑
だいたいね、そういうのこだわるってことは、プロモーションが下手クソなんだよ。
こういうマーケティングの基本を知らないと、こんな小手先いじっても全く意味が無いのだ。
でも、みんな好きだよね、デザインとか、SEOとか、最近だとエントリーフォーム最適化とか。笑
そんなことより、プロモーションの切り口でしょ、プロモーションのコンセプト!
この商品のなにがどう顧客の悩みを解決するのかって、説明しないで売れるわけないのだ。
こういう購買心理を設計するのが、コピーライティング。
例えば、商品写真が一面にドッカーンってあって、その下に購入ボタンが、ドーンってあるようなサイトで、誰が買うんだよ。w
デザインはカッコイイのできるけどね、こういうの。
でも売れない。
そんな売れないページにアクセス流しても意味ないし、コンバージョンないのに、何を最適化するんだよ!
アホか!小手先のゴタクは、コンバージョン獲得してから言え!!
売れない営業マンに顧客紹介しても、売れないのと一緒!
だから、SEOやリスティング広告会社の営業マンが、PVの増加を施策の成果のごときのたまうが、
はっきりいって、こういう戦略がなければ、PVなんか増やしても意味がないのだ。
小手先中の小手先じゃない、PV増やすとかって。笑
あれ、電話してくる若い兄ちゃんの営業マンが分かってないからね。
ホント、なにも分かっていない。
だって、SEOいかがですか?とか、リスティングいかがですか?とか言われても、そんなもの誰も欲しくないからね。
サイトのアクセス数だって、別に欲しくない。
誰だって一番欲しいのは利益だ。
そういう利益を作るために、売上を作る。
売上を作るために、見込客を開拓してマーケティングしていくのだ。
マーケティングの1手法である、セースルは、見込客の悩みを解決する方法を伝え、その解決策を商品として提示することだ。
つまり、マーケティングは、売上を作るための道のりそのもの。
こんな手段手法、つまり道具だけで、売上を作るための道のりを作れるわけがないのだ。
だけど、人は誰でも、知らないと、素晴らしい道具が自分の悩みを全部解決してくれるように思ってしまう。
のび太みたいに、困ったらドラえもんに泣きつけば、なんかスゴイ道具を出してくれるように思ってるわけだ。
その後は、ドラえもんのストーリーの通り。
道具が暴走して、思う通りに使いこなせず、ジャイアンにボールが当たったりして、ボコボコにされたりするのだ。
WEBマーケティングに期待を寄せているあなたは、のび太、なんだ。
そういうことを忘れて、インターネットでビジネスしようと目論むから騙されるのだ。
いやいや、私も騙されたから、分かるんだ。笑
営業の兄ちゃんたちも騙そうとしてるわけじゃないんだけどね、、、
自分と合わない商品を買うと、騙された気になるのだけど、、、
それもこれも、商品を選ぶ基準となる情報がないからだ。
それを提示しない、営業マンもいかがかと思うが、、、
つまり、どっちも悪いのか。笑
ってことは、あなたは、散々失敗した、私の言うことを耳をかっぽじって、真剣に聞いたほうがいいってことだ!笑
実は、ここまでが、WEBマーケティングの基本的な考え方。
特に、リスティング広告を使うということは、
プロモーションのために、マーケティングで基礎作りされ、人の購買欲を掻き立てるコピーライティングで設計された、
きちんとコンバージョンが獲得できるランディングページを作ることが、不可避であるし、
このランディングページのセールスメッセージに全てのリスティング広告のコピーが整合性を持って連続的に一連の流れをもって設計されている必要があるのだ。
プロの営業マンは、立板に水を流すかのように、テレアポから、クロージングまで、説得性を持って、セースルしていくではないか。
この流れが、広告からランディングページ、コンバージョンまで必要なのだ。
決して遮ってはならない。
丁寧に、丁寧に、作り上げていくものなのだ。
よく問い合わせとかで、御社実績を見せて欲しい、とか言われるけど、
はあ、おまえ、ウチのお客さんのランディングページだけ見て、なにを判断するの?と、声を大にして言ってやってる。笑
デザインが、、、とか言ってくるけど、デザインでモノ売れんだったら誰も苦労しねぇよ。
モノを買いたくなる思考をちゃんと設計してないデザインなんかで、売れるわけないのだ。
だって、
素敵なサイトデザインねぇ!写真も綺麗だし〜、こんな素敵な商品知らなかったわ〜、お値段10万円ね〜、ポチ!
なんて、購買動線あるかい?
だから、アンタ困ってんだろう、と。
ランディングページだけのデザインクオリティを見ても、意味が無いのだ。
何度も言うが、全て流れている必要があるのだ。
広告の受け手は、流れを追っていくからだ。
だから、戦略が必要なのだ。
戦略を立てるには、本質をちゃんと見つめないとならない。
SNSで流れてくるようなマーケティング情報を鵜呑みにしちゃいけないのだ。
あ、この記事も、SNSで流れてくるようなマーケティング情報じゃねぇか!笑
ちゃんちゃん!