バンド活動するために、会社を興すミュージシャンたち。 – アナーキーマーケティング

バンド活動するために、会社を興すミュージシャンたち。

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Fromマーケティングプロデューサー加藤元康
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バンドで会社を経営する。

そんな時代になってきたという話を聞いた。

そのバンドは、ドラマーがCEOでベースかギターだかが、エンジニアをやっていて、ボーカルはひたすら曲を書く。

できた曲をみんなで演奏し、プロモーションはWEBで行い集客するという仕組みである。

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完全にレーベル。

ここまでできちゃうと、今の時代、レコード会社は要らない。

これで500人位熱烈なファンをあつめたら、一人1,000円/月のファンクラブをやれば50万円/月の粗利を稼げる。

イベントやライブだって自分たちでし切れるし、アホな大人の言いなりになる必要もないから、音楽も斬新なことに堂々とチャレンジできる。

そもそも、バンドというのは、売れても最終的にボーカルしか生き残れない。

しかも曲や詩を書く奴しか生き残れないのだ。

バンド活動中に一番働いている奴は、そいつなんだから生き残るに値するとは思うのだが、他のパートも同じくらい働けば一緒に生き残れる。

それが音楽じゃなくたっていい。

デザインできたり、サイト作れたり、経営したり、ライブをブッキングしたり、交渉したり。

そういうバンドに関わる動きの延長上で仕事すりゃよかったりする。

他のバンドの分までやっちゃったりして、手数料取ればいいじゃないか。

そして、最も重要なのが、メンバーの誰かが、集客できることだ。

そう、マーケティングができるやつが一人いれば、バンドは永続的に活動できる。

バンドというのは、音楽やライブが商品だ。

それを売るためにレーベルやレコード会社がある。

お前の商品いいから、俺らが売ってやるよ、という、うさんくさーい大人たちである。

しかし、主導権が全部大人にあると、バンドは言うことを聞くしか無い。

そういう主導権を自分たちに取り戻せる時代なのだ!

私が音楽やっていたとき、こんな環境もなかったから、羨ましいかぎりである。

私もちょこちょこミュージシャンのマーケティングを追っていたりしているけど、

メジャーも含めて、まともにやってるのがほとんどど無い。

ちょっとしたWEBマーケティングをやるだけで、ミュージシャンは売れるのに、あまりうまく使えてないのだ。

先の話のバンド会社がどれだけのマーケティングができるか知らないけど、せいぜいサイトやアプリを作ってファンにリリースする程度だろう。

受け皿は自分たちで作れるのだから、それをどうやってインターネットで使いこなすか。

マーケティングにお金かけられないのだから、労力をかけるしかないし、ちゃんと価値をファンに届けられるかどうかだ。

インターネットのいいところは、金で解決するか、手をかけて解決するか、選べるところにある。

このインターネットの法則をちゃんと動かせば、レコード会社のプロモーション費以上の効果を出せることも少なくない。

しかも、音楽とインターネットというのは、実に親和性が高いはずだ。

いま自分のライブの最前列に毎回来てくれるファンをちゃんと分析して、似たような熱烈なファンに向けたWEBコンテンツ作りを音楽と同じくらいの熱量でやってみるだけで、全然変わっていく。

楽器の練習のように、WEBコンテンツを作ってみるのだ。

ファンはなにを求めて、自分たちの音楽に触れているのだろう?

自分たちの音楽は、ファンの何を解決しているのだろうか?

もっと寄り添うのだ。ファンの熱量に。

音楽だけが世界を変えるのではなく、この時代いろんな方法で世界を変えられるのだ。

別に、IT会社にして、イケてるアプリで天下を取ったっていいじゃないか。

楽器を置いて、PCに持ち替えたっていいんだから。

手段に陥ると、想いは届かない。

むしろ、バンドの音のメッセージって何だ?

何を音楽で伝えたいんだ?

これが死ぬほど重要だ。

まさか、メッセージが無いだなんて、言うわけじゃないだろう?

思いのない音楽は、退屈なBGMにしかならないのは知ってるはずだ。

これは、一般の企業も一緒である。

想いの無い商品やサービスだから、値切られるのだ。

想いを伝えろ。

それがマーケティングなんだ。

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