日本の評価を履き違えてる日本人 – アナーキーマーケティング

日本の評価を履き違えてる日本人

面白かったらシェアを!

Fromマーケティングプロデューサー加藤元康
下記はITTというイベントで話た内容を転載した。
前回の中国のIT産業は、アメリカに匹敵する程。日本とは比べ物にならない。の続き。

【日本の評価を履き違えてる日本人】

日本の評価を履き違えてる日本人

どうですか?

全然中国って先に行っちゃってるでしょ?

知っている情報と、実際がこれだけ違うっていうのを感覚的に分かって欲しかったんです。

知らないのに、日本人はアジアで1番優れてるみたいな勘違いをずっとしてきたわけですね。

じつに恥ずかしいですよね。

いままで言われてる中国の情報と現状が違いすぎて、いままダマサれてた的な感覚ありませんか?

でも、こういうのって、現地行って、そこで生活している人たちに聞かないと分からないし、

自分もドップリ入るしかないんですよね。

今回は、全然情報が入ってこない、中国という国を例にあげましたが、

どの国でも、どの地域でも、そこには文化や生活があるわけで、そこにいろんな悩みがあったりするわけです。

こういうことを知らないで、日本の文化を世界に!なんて言っちゃってる意味がどれだけ恥ずかしいか分かりますよね。

一番わかりやすい例ですけど、日本の着物を海外に売ろうとしているビジネスマンを何人も知っていますが、

彼らは世界で日本のカルチャーが流行ってるから売れる、という思考のロジックなんだと思うんです。

じゃあ、逆に韓流スターが流行ってる日本で、チマチョゴリ欲しい!って思っている人がどれだけいると思います?

そのロジックは崩壊しているのよく分かるでしょう?

その市場の文化や流行だったり、生活習慣だったりを知らず、そのまま日本の商品やサービスを売ろうったって売れるわけがないんです。

相手の困っている課題を解決するのがビジネスです。

相手のことを知らないで何を売るんでしょうか?

でも、ほとんどの企業がそのまま売ろうとしているんですね。

だから、ほとんどの日本企業はグローバル化しない。

大手もここで手詰まりになってますよ、現状は。

大企業の海外赴任なんて、待遇いいですからね。ここまで現地のカルチャーに入り込めないんですよ。

だから、こういうのは日本の中小企業やベンチャーがやっていかなきゃいけない。

現地の声を聞いて、体感するってことが中小企業にしかできないんです。

日本の良さや、日本の商品やサービスを提供していくには、

そのターゲット市場に合わせて、ローカライズしていくしかないんですよね。

これ、一瞬難しい感じしますけど、日本人が昔からやってきたことなんですよ。

だって、昔の日本人の先人たちは、海外のものまねをして、日本独自の製品を作っていきました。

アメリカの車よりもいい車を作りたいという一心で、いろんな国の車のいいとこ取りの車をしかも安価に作りましたよね。

これは車産業だけじゃないですよね。

どの産業も日本流にアレンジされて、それが逆輸出していって外貨を獲得して日本の経済って回っているんです。

つまり、日本人は、外から取り入れたり、学んだりしたことを、

自分のものにして、高い付加価値をもったオリジナルとしてアウトプットしていくという、

並外れた編集能力が、海外の人たちに評価されてるんだと思います。

これ、例えばさっきの中国の話は、私が体験して、編集して、みなさんにお伝えしていますが、

体感して、面白いなあと思うという私の感性があったから、伝えることができています。

たとえ、同じ場所に行って、同じ人達と絡んでも、私のような切り口で同じように伝えることはできないです。

実際、私でさえ、同じことを他の人から聞いたこと無いんですから。

私の感性が反応して、こりゃ面白な、こりゃすげぇなって、感じたから、こういうお話ができるわけで。

つまり、うおおお!すげぇ!!っていう感性こそ、この編集力の根っこです。

こういう感性からくる熱さみたいなものは、相手に必ず伝播します。言葉よりも強く。

ちょろっと海外行ったくらいで、日本は世界から評価されてるなんて、話をされても、正直「はあ?」としか思われませんよね。

小手先でどうこうしようったって、絶対うまくいかないんです。

口ばっかりでグローバルとかコミュニケーションとか言ってないで、どっぷり浸かって感じてくるしかない。

外国人と一緒に飯食ったり、酒飲んだり、優しくしてもらったり、ケンカしたり、痛い目にあったりしないとダメ。

人と人なんですよ、所詮。

そこで起きる感情が文化を理解していくということです。

そこで初めて、日本人というフィルターを通じて、正しく感じることができるし、考えることができる。

だって、それこそ、自分の目でみて手で触ってこないと編集能力なんて発揮しようがないでしょう?

日本のメディアに踊らされないためにも、自分の体験を信じて欲しいし、感じたことを信じて欲しい。

さっきの中国の話じゃないけど、これだけインターネットが発展してるのに、全然海外の正しい情報なんて入ってきてないわけですよ。

だから、自分で海外に赴き、自分の目の前で悩んでいる人が居て、その人への解決策があるのであれば、それはすぐビジネスになっていきますよ。

だって、いまだに、日本にあるのに、ここにない!なんてものはいくらでもあるじゃないですか。

日本の素晴らしい先人たちが築いてきてくれたことってものすごいですよ。

そう考えたら、私たち日本人にできることはたくさんあります。

私のビジネスのテーマもそうなんですけど、そういう日本の先人たちが作り上げた多くの日本にある価値をどんどん高めて、

海外に広めることですし、その流通を作りたいなと思ってるんです。

海外の方がメイドインジャパンが欲しいっていいますけど、話をじっくりしていくと、実は本心はメイドインジャパンが欲しいわけじゃないんです。

別に日本で作られていなくても、中国製でも、ベトナム製でも、メイドインジャパンのクオリティがあればいいわけなんです。

つまり、メイドインジャパンのノウハウが欲しいんですね。

具体的には、日本のアニメの作り方とか、下町の工場の技術とか、農業のやり方とかそういう、いわゆる日本のコンテンツとかソフトが欲しいんですよ。

それもアニメやコミックみたいに、コンテンツ化されてるものは、勝手に広まっていきますけど、

現状コンテンツになってないものをどうやってコンテンツ化していくかということをやれたらスゴイビジネスになりますよね。

彼らが欲しい本当のメイドインジャパンを形にしちゃうわけですから。

それには、ターゲットになる場所の市場に行ってどっぷり浸からないとと絶対にできないんです。

じゃないと、ホントおマヌケな提案になっちゃうんです。

これハッキリいいますけど、マヌケな提案はお客からバカ扱いされますからね、もう瞬殺ですよ。

海外ビジネスで舐められるのは絶対許されませんから。

そのかわりハマったら一気に認められます。

あとどんなビッグマウスでもちゃんと約束守ったら信頼されます。

そのためにも、外国人の本当に信頼できる友人とか知り合いはすごく必要なんです。

常日頃からそういう人たちと影響しあうって、特にこの先はとっても重要。

だから、上っ面で日本ってものを利用していくんじゃなく、もっと海外の文化とかそこで生活してる人たちに目を向けて体感していってください。

なんにも知らなくて、中国キライ!韓国キライ!欧米LOVE!なんて言ってる、メディア洗脳された知能の低い人にならないでください。

だって、そこにいるのは、中国人、韓国人以前に、人ですからね。

そういう、「人」に興味がないと海外ビジネスなんてできないですし、グローバル化なんてあり得ないんです。

だから、日本を世界に!なんていうのが、上っ面だって分かりますよね?

誰になにすんだよって思いませんか?

そこには貢献すべき対象者がいないんですから、自己満足的になっていっちゃうんです。

製造やってる会社とかも、やっぱり人に興味ない人は横目で見てて、おかしなことになってますよね。

海外の下請け工場を安く安くって価格でしか評価しないとかね。

本来、彼らにも儲けてもらわないと、発注者のビジネスだって続かないはずなんですが、足元みちゃうんですよね。

人に興味ない人は、これが当たり前だと思ってたりする。

そんなことされた海外の工場だってバカじゃないから、そのコストなりに手を抜きますよね。

それなのに、海外製品はクオリティ低い、日本製が一番だとか言っちゃってたりしてる。

発注者の日本企業がいいお客になっていけば、すごい力になってくれるのに。

そういうことを考えていくと、お金って、言語以上のコミュニケーションツールってことがよく分かりますよ。

金絡んだら、コッチも真剣だけど向こうも真剣。

もちろん、金で相手に言うことを聞かせることももちろんできるし、

逆に多めに支払って、無理をお願いしたりもできるわけで。

でも、いや加藤さんだから、ここはお金いらないよ、なんて言ってくれたりもするし。

金が絡むと人間性が出てくるから、やっぱり金だけじゃなかったりする。

そう考えると、人に興味ないと、ビジネスなんかできないですよね。

日本でも、中国でも、韓国でも、アメリカでも、どんな国でも。

私達日本人は、せっかく先人たちがすごい努力してくれて、日本っていうブランドを作ってくれたってことは変わらないんだから、

その上にあぐらかいてるんじゃなくて、彼らがやってくれたことを更に発展させていくことこそ、

日本のためになるし、彼らへの恩返しにもなるんじゃないかって思っています。

だから、ちゃんと物事の本質を理解しなきゃいけない。

その国のその人達に、私達日本人が友人として何が出来るかってことを真剣に向き合って考える必要があるってことです。

人と人との感覚なんて、インターネットだけじゃわからないんだから。

そうすると、視野がどんどん広がってくるし、感性も磨かれるし、物事や人の本質を見る目も養われていきます。

今の20代とかの人たちには特に、さっさと海外出てこい!って言いたい。

そんで、どんどん外国人と仕事してください。

こんなちっぽけな日本で収まってるのは、あまりにも勿体ない。

私達日本人にはもっともっと可能性があるんだから。

日本を必要としてくれる人たちに、彼らが本当に喜んでくれる、カッコイイ提案していきましょう。

以上です。

PS.
トークイベントで話た内容はこの記事で最後。
最初から読めるように下記に並べておくので、チェックしてほしい。
1.私が中国に拠点を作った理由
2.Snoop Doggにプロデュースされて中国の歌手が世界進出。日本ではAKBとかEXILEってやってる間に、、、
3.中国のIT産業は、アメリカに匹敵する程。日本とは比べ物にならない。
4.日本の評価を履き違えてる日本人

PPS.
感想や疑問質問、反対意見大歓迎!
下記の投稿欄に書いて欲しい。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

Twitter
SNS説明

FacebookとTwitterでは、Blogでは書いてない、マーケティング記事を加藤がピックアップし、コメントを入れてシェアしている。
アナーキーなマーケティング思考を身につけたい方は、是非いいね!&フォローを!

面白かったらシェアを!

継続的にチェックしたいなら、下記SNSよりフォローしよう!

メルマガ

完全無料のメルマガ会員特典!

■加藤への質問が可能!

加藤が独断と偏見で選んでメルマガ会員だけにシェアしていきます。

■Blog更新のたびにメールでお知らせ

■メルマガ会員のみへクローズドな情報を随時配信

今すぐご登録を!